5on5のポイント OFその1

システムの理解の仕方を知りましょう


バスケットのオフェンスのシステムには、いろんな種類が有ると思います。
しかし、基本的なことはどれにも共通しています。
私が知らないだけかもしれませんが・・・^^;

まぁ、どちらにしても、初心者のうちにまず基本を理解して下さい。
そのほかの複雑なセットプレーなどもその応用にすぎず、基本の延長線上に有ると思ってもらって間違いないです。

当たり前の事なんですが、オフェンス(以下OF)の最終目標は得点を入れることです。
その為にはどうすれば効率よく確実に出来るかを具体的に形作っていったのがそれぞれのシステムと言うわけです。

ならば、どうすれば効率よく確実に得点を入れることが出来るかを考えていきましょう。

まず、どのシュートが成功率が高いか考えてみましょう。
誰もが1番確率の良いシュートと言えば・・・
そう、レイアップ(ランニング)シュートですよね。
覚えるまではなかなか入らなくても、一旦覚えてしまえば、誰もが100%に近い確率をマーク出来るはずです。

次は、ゴールのすぐ下辺り、しかも少し角度が有る場所からのジャンプシュートですね。
ゴール下でも0°や正面というのは、意外に難しいですからね。
但し、いずれもノーマークの状態での話です。
ディフェンス(以下DF)が付くことによって、シュートの確率はいやでも下がってしまいますからね。

だから、OFのシステムはこのようなシュートを如何にノーマークでシュートを打てるかを目的にしていることがほとんどなんです。

簡単なところからいきましょう。

レイアップシュートを使うOFで思い浮かぶものといえば、やはり速攻ですよね。
この速攻で最後のシューターをノーマークにするにはどうすれば良いでしょうか?
ノーマークをつくるには何が必要でしょう?
それは、相手より速くゴールまで走ることです。

しかし、当然DFも付いてきます。
ならば、アウトナンバーにすれば必ず1人以上のノーマークをつくる事が出来ます。
アウトナンバーにするにはどうすれば良いでしょう?
DFが戻る人数より、速く多くの人数が攻めれば良いんです。
その為には、ボールを奪ったら必ず3人以上が速攻に走るという決め事が必要になってきます。
通常、ハーフでセットOFしているときは高い位置にだいたい2人ぐらいしかいないからです。

これも、システムの1つといえるでしょう。

この様に最後(シュート)から逆にプロセスを考えていくことがシステムを理解する上で大切です。
逆算していくことで、こうすればこう、ああなればこう、という具合に答えが出てくるはずです。
1人で出なければ、誰かと相談して答えを共有するのも良いことです。

これが、システムを理解する上でもっとも基本的な部分です。

もし、自分のチームでセットOFの練習をしていてコーチなどの注意を受けて、直しているつもりでも同じ事を何度も注意をされるので有れば、たぶん、あなたがチームのシステムを理解していないからだと思います。

もう一度、逆算の考えでシステムを思い返してみて下さい。
きっと、コーチが本当は何を注意していたか分かってくると思いますよ。

しかし、これは考え方の基本にすぎません。
次の5on5のポイント OFその2は、もう少し詳しい説明にはいります。





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  • 最終更新:2011-09-06 13:02:40

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