3on3のポイント オフェンス・ガード編

味方をあなたの指示で動かしましょう


最初にボールを持っているのは、あなたです。
故に1番いろんな選択肢があなたにはあります
ドリブルでゴールに切り込んだり、味方にパスしたり、そのままシュートというのも有りです。

しかし、もっとも重要なのは味方のプレイヤーに指示を出すことです。
味方のフォワードに自分に付いているディフェンスへスクリーンをかけさせたり、ボールを持っていない2人でスクリーンをかけあわせたり、はたまた、センターをハイポストまであげさせてポストプレイをさせたりと、いろんなアイデアを味方全員に意志を統一させるのがあなたの大事な仕事です。

例をあげてみましょう。

あなたがボールを持ってトップの位置にいます。
そして、味方はフォワードとセンターだとしましょう。
ここで、考えることは誰にシュートを打たすかということです。
この場合だと、まず第1にセンター。そして、フォワード、あなたの順が妥当なとこでしょう。
但し、センターがあまりシュートが得意でない場合やフォワードがシュートが得意な場合はセンターとフォワードの順番を入れ替える事が多いでしょう。

とりあえずここでは、センターにシュートさせるオフェンスを組み立てていきましょう。

まず、フォワードにアイコンタクトでパスを送ることを伝えましょう。
そして、あなたに付いているディフェンスにセンターを使ってフォワード側にスクリーンをかけさせます。
あなたは、定石通りフォワード側へドリブルで抜きにかかります。
この時、ディフェンスをチェンジさせるのが理想です。(ミスマッチを作る

そして、同時にフォワードは、上か下かどちらでも良いのでディフェンスをふっておきます。
(これはあなたの指示が無くてもフォワードがやっておかなくてはならないことです)
そこへあなたはフォワードへパスします。
スクリーンをかけていたセンターは、体を開き、ゴール方向へ切れ込みます。(これも基本)
すかさず、「中っ!!」と叫び、フォワードにセンターへのパスの指示。
センターにパスが入ったときに、大事なことはセンターにそのままシュートさせるのか、もう一度、外へパスを出すのかの指示を素早くすることです。
センターについているディフェンスの位置や力量を考えて勝負させるのかどうかを判断します。
当然、フォワードはパスアンドランの基本を守りスペースの広いところ(エンプティエリア)へ走り込んでいるでしょうし、あなたは、相手の速攻(ハーフの3on3では実際にしませんが)に備えてトップへあがっているべきです(セーフティー)。
より、確実なシュートを決めれるプレイヤーにシュートをさせましょう。

と、まぁ、長々と書きましたが実際はこんなに上手く事が運ぶことはないでしょうし、あなたも初めから状況判断が素早く出来るわけもないと思います。
ただ、プレイを始める前に、ある程度のプランを考えておいた方が、より早い判断が出来ると思います。
そして、失敗を恐れないことが大切です。
練習で何度失敗しても試合で1回でも成功すれば良いんですから。(笑)

バスケに限ったことではないですが、大事なのは、同じ失敗を繰り返さないように1回1回工夫を積み重ねることです。
難しいことなんですがね(^^;)





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  • 最終更新:2011-08-31 12:31:44

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