2on2のポイントその2
スクリーンプレイを多用しましょう
マンツーマンディフェンスの時によく使われるものにスクリーンプレイ(以下スクリーン)があります。
2on2のオフェンスではこのスクリーンを多用して攻めましょう。
これは、どちらかといえばオフェンスよりもディフェンスの為の練習になります。
オフェンスの動きとしては、
- ボールを持っていない側の人がボールマンについているディフェンスの体の側面にほぼ直角になるように自分の体で壁を作り、相手の片足を自分の股の間に入れるくらいまで出来るだけ密着します。
- それに対してボ-ルマンはスクリーンをかけてくれた側にドリブルしていきます。
この時、出来るだけスクリーナー(スクリーンを掛ける人)に近いところを抜ける方が、スクリーンにかかりやすいです。 - ボールマンが自分の横を抜けていったら、スクリーンをかけた側の人が体を開いてパスをもらえる態勢をつくります(又はゴール方向へ走り込みます)
このプレイは『スクリーンの裏を使う』なんて言います。
これに対してディフェンスは上記に対応して
- スクリーンをかけにいった方についていたディフェンスは、ボールマンについている味方のディフェンスに対して、「右(左)スクリーン」と声を掛けオフェンスがスクリーンをしにいった事を伝えます。
- ボールマンについていたディフェンスは、腕を伸ばしスクリーナーがどの位置にいるか、おおよその見当を付けます。(腕に人が当たれば、それがスクリーナーです)。
身体を回転させたり、コースを先読みして、出来うる限りスクリーンをかわします。
かわせない場合は味方のディフェンスに「チェンジ」や「スイッチ」と声をかけ、それぞれのマークを即座に交代します。 - スクリーンの裏を使われないように素早くそれぞれのマークに対し、ゴールとの間に回り込みます。
この様にスクリーンに対してディフェンスが素早く対応出来るように多用しましょう。
実際の試合でスクリーンがモロに掛かれば100%ノーマークが出来てしまいますんで、よくオフェンスの動きをよみ対応出来るようにしましょう。
補足になりますがディフェンスがスクリーンをかわすときボールマン側(ファイトオーバーと言いいます)を抜ければボールマンのマークを一番タイトに付くことが出来るので尚GOODです。
- 最終更新:2011-08-30 18:54:53