フェイクがかからない
緩急を駆使しよう
なぜ、あなたのフェイクに相手が引っかからないんでしょうか。
そこを一度考えてみましょう。
どうです?
あなたのフェイクは、動作がほとんど一定のスピードやリズムって事、ありません?
いくら速いフェイクをいくつもしても、あまり効果が有るとは言えません。
逆にゆっくりとした動作から、一回速いフェイクを入れただけで、相手の体勢を崩せる事もあります。
私がよく使う例を一つ挙げてみますね。
あなたは、私のディフェンスに付いていると思って頭の中でイメージしてみて下さい。
私は今、フリースローライン付近でパスを貰ってディフェンスのあなたと対峙しています。
私の目線はゴール方向です。
そこで私は下で両手で持っていたボールをシュート体勢に入ろうと、すーっと上に持ち上げ、
胸の近くまで来た時に、頭を右に小さく、素早く振り、
帰ってきた勢いでドリブルを左に大きくつき、ジャンプショット。
どうでした?
あなたは、私がジャンプショットした時、私の体のどこら辺にいました。
(私の拙い文章力でどれだけあなたがイメージできたか不安もありますが・・・・)
私のジャンプに対して真正面の位置ですか?
シュートブロックに跳べました?
もし、あなたが私のシュートに対してシュートブロックができていなければ、オフェンスの勝ちです。
もっとも、その後のシュートがきまればの話ですが・・・・(笑)
私の場合、正直あまりスピードのあるプレイヤーではありません。
だから、あまり長いことドリブルをついていると、必ずと言っていいほどディフェンスに追いつかれます。
そこで一番ディフェンスの体勢が崩れ、なおかつ少しでも置いていける大きく出した一つ目のドリブルの次がシュートしやすい訳です。
当然、スピードの有るプレイヤーならば、ドリブルでカットインしてレイアップなり、次のプレイに繋げて良いわけです。
ただ、フェイクの目的は相手の体勢を崩す(重心を自分の行きたい逆方向に持っていく)ことです。
その点から言えば、私のこのプレイが成功する確率は、非常に高いと言うことです。
後は、相手を置いていくだけのスピードが有るかないかで、その後のプレイに違いがでてくるわけです。
もちろん、スピードが有る方が、プレイの幅が広がるのは言うまでもありませんね。
と、言うわけで、今度この例のフェイク試してみて下さい。
初めに目線をゴールに向けるのがミソです。
この前に、同じ場所でシュートしていたり、そこが得意エリアと思わせれていれば、更に効果的です。(シュートが成功していればもっと)
上手く出来れば、他にもいろいろな緩急の組み合わせを自分で考え、友達相手に試してみましょう!
- 最終更新:2010-12-13 13:26:28