パスカットされる

速く・強いパスを出しましょう


初心者の頃の悩みの一つによく部活の先輩にパスカットされるというのがありました。
初めはパスする相手を凝視していたからだと考えました。
そこで、なるべくパスする方向を長い時間見続けないようにしてみたんですが、なにぶん初心者の為、不安に負けてついつい見てしまう時間が長くなってしまい、結局パスカットされる日が続きました。
しかし、ある日、割とパスする方向を目の端で見ることが出来てきました。
それでも、1日の練習の間にパスカットされない日というのが、なかなかありませんでした。

当時、私の師匠は1年先輩のPGでした。
師匠と言っても私が勝手に思ってただけで、その先輩からは特に口では教えて貰ったことはなく、師弟の杯も交わしてません。
(↑当時うちの学校の運動部で流行ってました。今もそうなんですが(?)当時の私は輪をかけた人見知りで、同学年の仲のいい連れとしか喋れないでいました)

とにかく、私はその先輩のプレーに憧れていて、ずっとプレーを追い、観察し、全てを真似していました。
前述のパスする方向を凝視しないのもその先輩の真似です。
しかし、その先輩は試合でも練習でもほとんどパスカットされたことがありません。
その後もパスをバウンドさせたり、山なりにしてみたりと自分で試行錯誤してみたんですが、結果は少ししか良くなりませんでした。
どうしても進歩しない自分を変えたくて、意を決してその先輩にアドバイスを求めました。
すると、その先輩はぶっきらぼうに「おまえのパスは弱い」と、一言だけ言ってその場を去ってしまいました。

・・・!!。
そうです。そういうことだったんです。

私のパスはスピードが遅いため、ちょっと長い距離になるとディフェンスに追いつかれてしまっていたんです。
それから、腕の筋トレに励み、小さいモーションで強い(速い)パスが出せるように練習を続けました。
そして、やっとこさ1日中パスカットされない日が多くなりました。

しかし、未だにあの頃の先輩のように、ほとんどパスカットされない訳ではありません。
もちろん、パスを受け取る側の責任の時もありますが、やはり、まだあの先輩には追いつけていないのかなぁと思う今日この頃です。



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  • 最終更新:2011-08-25 12:32:55

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