セオリー(決まり事)の意味

当然、意味があるんです


指導者や先輩、上級者から、
「この時は、こう動けば良いんだ」
的な、指導やアドバイスを受けたことが無いですか?

この講座にも、そういうアドバイスが幾つもあります。

いわゆるセオリーってヤツですね。

それを丸暗記して実行すれば、確かに上手く行くことが多いんですけど、具体的に教えて貰ったプレー以外に応用出来ないって人は居ませんか?

それは、アドバイスの本質を理解していないからかもしれません。

なぜ、そのセオリーがセオリーたらしめたのかを考えたことがあるでしょうか?
(セオリーと決まり事とでは、本来意味が違いますが、今回に関しては、それらの本質を考えるって点で、同意語として挙げています。)


例えば・・・。

速攻の時、3人で走った場合、左右のサイドラインギリギリにそれぞれ1人ずつ、そしてもう1人がボールを持って真ん中を走るように教えられましたよね?

スリーメンの練習は、正にこの形でしますよね?

何故、3人は、こんなに広がらないと行けないんだろうか?
直接的にリングに向かった方が速いのに。
と、思ったことないですか?

実際、初心者は、リングに直接的に走り込む人が少なくありません。
しかし、初心者に近いほど、その速攻は、失敗する確率が高いです。

何故か?
そう考えることが大事なんです。
(バスケに限らず、勉強も仕事も同じなんですけどね^^;)


この例えの場合、サイドに広がらずリングに直線的に走り、ラストパスを受けたときにファンブルし、シュートまで持って行けたけど、外してしまったとします。

考え方として、まず、思い当たる要因を思いつくだけ挙げて、検証してみましょう。
  1. レイアップが不得意(普段のランシューでもよく落とす) → NO(練習の時は、ほとんど入る)
  2. 緊張した → NO(そんなに緊張していなかった)
  3. パスを貰った位置が悪かった → YES(すでにリングの下だった)
  4. 慌てた → YES(ファンブルした)
  5. ディフェンスに負けた → NO(ノーマークだった)

・・・・だったとしましょう。

次に、このYESだった項目の要因をさらに挙げます。
【ファンブルした】
    1. ハンドリングが悪い → YES(普段からあまり得意ではない)
    2. リングが思ったところになかった → YES(パスを貰った位置が悪かった)
    3. パスがよく見えなかった → YES(背後からのパスだった)

【パスを貰った位置が悪かった】
    1. ゴールを見ながら走らなかった → YES(パッサーを見ていた)
    2. パスが悪かった → NO(思ったところにきた)

という風に見ると・・・

【ファンブル】の要因のは、【パスを貰った位置が悪かった】と、ほぼ共通していることが分かるでしょうか?
は、そのものズバリですけどね(笑)

で、ホントは、更に『なぜ?』→『なぜ?』って続けて行くと、もっと原因がはっきりしてくるんですが、長くなりすぎるので割愛して、改善方法の中で説明します。

じゃあ、どうすれば良かったの?
ってことで、改善方法を考えてみましょう。

【ファンブル】a.
初心者のうちは、仕方ないです。
反復練習しかないですね^^;

【ファンブル】b.c.および【位置が悪い】a.
パッサーと自分の位置が悪いから起こっていることです。
人間の視野の有効範囲(ある程度物の見分けが出来る)っていうのは、平常の時でも180度に満たないもんです。
それが走りながらになると、更に視野の有効範囲はスピードに応じて狭くなっていきます。

だから、見るべき対象物(この場合は、パッサーとリング)が、出来るだけ同じ方向にある方が良い訳です。
そうすると、サイドに広がらず、リングに直線的に向かうと、下手するとパッサーとリングの間に自分が挟まれてる状況になるでしょ?
それだと、ほぼ180度の視野が必要だということがわかりますよね。

ましてや、飛んでくるボールを取るって動作は、正面に近いほど簡単で、真後ろから飛んでくるものほど、取るのが難しいことも経験上わかりますよね?

では、この二つを同時に満たす条件、位置っていうのは、どこでしょう?

考えてみてください。

・・・

ね?
セオリー通りになったでしょ?^^
そういうことなんです。

2つの走り方で、↓の様に、それぞれ比較してみるのも分かりやすいかもしれませんね。
  広がって走る
(セオリー)
直線的に走る
(初心者)
リングとパッサー 同時に見やすい 首を大きく振って片方ずつ見る
パス 受けやすい 受けにくい
レイアップシュート バックボードを利用できるので簡単 バックボードを利用しにくいので比較的難しい
走るスピード 速い 遅い

こういう風に、なぜそう動かなければいけないのか、なぜ違う動きだと上手くいかないのかってのを考える力を付ければ、新しい壁にぶつかった時、コーチ・先輩・上級者の指示・アドバイスが理解出来なかったときに役立つことでしょう。

実際、口で言うほど簡単ではないんですけどね^^;
これも継続的な努力で、改善されていくものだと思います^^




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  • 最終更新:2011-11-10 15:10:25

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