シュートを打って良いとき・悪いとき
シュートセレクションを考えましょう
実際のゲームになると、むやみにシュートを打たない方がいいときが出てきます。
前に『ボールを持ったらまずシュートを考えろ』と言っときながら今更何で?
と思われるかもしれませんが、もしそのシュートを外したときに相手のボールになってしまいやすく、ゲームの流れを変えてしまうような事につながる可能性が有るからです。
もちろん、ボールを持ったときにまずシュートを考えてからの話ですよ。
実際にシュートを打つべきかどうかと、全く最初からシュートを考えないのとは意味が違いますので、思い違いが無いように注意して下さいね。
シュートを打つべき状況
- ノーマークorディフェンスのマークがかなり離れているとき
- その位置でのシュートが得意である(決定率が高い)とき
- 速攻でアウトナンバーのとき
- センターがゴール下でボールを持ったとき
- 24秒ルール間際なとき
以上の状況のどれか2つ以上合致していれば、迷わずシュートを打ちましょう。
但し、「4.」と「5.」の場合は単独でもOKです。
その他の場合は更に以下の条件を満たしているか判断して下さい。
↑これをシュートセレクション(又はセレクト)と言います。
- ゴール下に味方が1人でもいること
- もらったパスがセンターからのアウトパスであること
- より条件の良い味方が他にいないこと
- ゲームの残り時間が少なく、負けていること
- 同じく負けているときにどうしても3点(プレー)が欲しいこと
などを考慮して、シュートを打って良いか悪いかを判断して下さい。特に『a.』は、非常に重要です。
なぜなら、シュートを外してしまった場合、無条件で相手ボールになる可能性が非常に高いからです。
『b.』の場合は比較的誰でもシュート決定率が高くなることが多いのと、すでに『a.』を満たしているので、よっぽどの『c.』が無い限りは打つべきでしょう。
ただ『d.』『e.』の場合は試合の結果を左右する場面が想定されるので、PGやベンチの指示を仰ぐことが初心者のうちは必要になってくると思います。
まぁ、失敗した方が次に活かしやすい事も事実なので、練習や練習試合では『1.』~『5.』の1つでも満たせば、思い切って打ってみるのもいいかもしれません(^^)
- 最終更新:2011-09-12 14:10:55