そもそもドリブルがうまくできない
手首、指を使おう
いろいろと、ディフェンスの抜き方をこのカテゴリーではアドバイスしてきましたが、そもそもドリブルがなかなか上達できないって人もいるでしょう。
そういうときは、自分のドリブルと、上手い人との違いを比べてみましょう!
これは、ドリブルだけに限らず、シュートもパスもディフェンスも上達するためには、必須の考え方ですので、上手い人のプレーを見る癖をつけてくださいね^^
で、ドリブルの場合、特に気をつけてもらいたいのが、手首と指の使い方。
指に関しては、ハンドリング練習で身についていれば、それほど意識せずとも出来ているかもしれません。
ボールの持ち方は、シュート編などでも触れていますが、手のひらとボールの間に少し隙間があることが重要で、これができていると、ボールの重みを指の腹、もしくは、関節辺りに感じることが出来るはずです。
逆に言えば、ボールの重さを指で感じるように練習してみてくださいw
次に、手首ですが、私が思うに、同じ時期にバスケを始めた中で、同じような時間練習しててもドリブルの上達レベルに差が出るのは、手首の使い方ではないか!?と思っているくらい、個人差が大きい部分です。
なにが違うか?
それは、手首を前後にしっかり曲げてドリブルしているかどうかです。
もう少し具体的にいうと・・・
- ボールを放したときに、手首が前にどれだけ曲がっているか
- ボールが戻ってきて、再び突こうと動き出したときに、手首が後ろに反れているか
- この一連の動きの中で、手首がリラックスできているか
を確認してみてください。
要は、スナップをしっかり使いましょう!
ってことなんですけど、「スナップをしっかり使え!」と指導すると、ほとんどの初心者は、腕全体に力が入って、関節を固定してしまうんですね。
こうなると、疲れるだけで、力を入れた割りには強いドリブルでもないですし、コントロールも悪く、ミスをしやすくなることが多いんです。
関節に力を入れるのは、インパクトのときだけ!
そして、ボールの重みを指で感じること。
指のどの部位で感じるのが一番やりやすいかは、個人差があるようです。
私の場合は、キャッチのときは、人差し指と中指の間の手の平側。
リリースしようとするときに、中指から薬指側に移動し、インパクトの瞬間は指先側に移っていきます。
もちろん、ドリブルチェンジや、低いドリブルのときなどでも、変わります。
人によっては、ずっと手の平に近い側(第2~第3関節の間)で扱う人もいれば、ほぼ指先だけでコントロールするほうが簡単!という人もいるようですので、自分にあったハンドリングを見つけてくださいww
全体的な流れをもう少しいうと、
ボールを受けるときは、指先から指全体で受けて、返ってきた勢いを手首、肘、肩の関節で吸収していきます。
ボールを突くときは、肘から下ろしていって、ボールが少し遅れて下がるように手首を返して、最後に一気にスナップ。
これで、強いドリブルがつけます。
ドリブルとは、この繰り返しで、手からボールが離れている時間を少しでも短くなるようにします。
強く突くほど、ボールに乗った力は大きくなり、受けるときに力を吸収する時間が長くなります。
もっと強く突きたいときは肩から動かすほうが良いんですが、それはもう少し上達してから試してみてください。
この腕から指をしなる様に使うイメージを持ってドリブル練習をしてみてください。
- 最終更新:2016-12-02 15:18:26